分娩についてmedical-information-natural-birth
当院では赤ちゃんと出産するお母さんが
無理なく快適にお産ができるようさまざまな配慮をいたしております。
分娩について
分娩実績
分娩実績
分娩件数は開業当時~2023年12月で28,269件
2023年は725件です。
分娩実績詳細
2023年度(1月1日~12月31日)の実績と累計です。
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分娩数
725件
累計:
28,269件 -
経腟分娩数
237件
吸引分娩、
鉗子分娩13件 -
無痛分娩数(非無痛)
361件
吸引分娩、
鉗子分娩55件 -
帝王切開分娩数
127件
予定109件、
緊急18件
分娩についてのご案内
当院では自然分娩を主体として赤ちゃんと出産するお母さんが無理なく快適にお産ができるようさまざまな配慮をいたしております。
分娩はLDR*にて行います。LDRではリラクゼーション作用を持つ音楽をより良い音響設備で・・・。また部屋全体を柔らかな光で包むシンフォニア社のバースサポートシステムをとりいれ、リラックスしてお産ができるよう配慮しております。また、分娩には新生児蘇生法(NCPR)普及事業 新生児蘇生法「専門」コース修了資格を持った助産師と医師が直接立ち会いお産にあたらせていただきます。
お産は医師や助産師、看護師が立ち会いますが、やはり家族がそばにいることでより妊婦さまは落ち着いて出産される方も多くいます。当院では家族立ち会い出産にも対応しております。LDR内に家族が一緒にいられるスペースを設けています。ご主人さまや赤ちゃんのお兄ちゃんお姉ちゃんお母さまお父さまなどご自身が一番信頼される方とお産を望むことが出来ます。
分娩は突然に異常が発生することもあります。そのため当院では医師による吸引分娩、鉗子(かんし)分娩などの急遂分娩に対応しており、また多数の医師の連携により緊急帝王切開にも速やかに対応いたしております。令和5年度(2023年)は総分娩数725件(うち無痛分娩361件、帝王切開127件)ありました。
*LDRとは…LDRは陣痛(Labor)、分娩(Delivery)、回復(Recovery)の頭文字で、陣痛から産後までを同じ部屋で過ごすシステムです。
分娩(自然分娩・計画分娩・無痛分娩・帝王切開)
産前に受付にて分娩予約をお取りください。当院で配布されるバースプランを妊娠36週の健診にて提出していただきます。バースプランでは、出産に関する不安やご希望などを伺わせていただきます。
自然分娩
必要時には陣痛促進剤の使用や吸引分娩等になることもあります。詳しくは助産師外来にてご質問ください。
当院の令和5年度、分娩数725件中18件(2%)が緊急帝王切開(分娩経過中に帝王切開に変更になった数)でした。
計画分娩
分娩する日を決め入院後陣痛促進剤の使用や人工破膜にて陣痛を誘発し分娩を進めていきます。
(平日のみの対応となります) 詳しくはこちらをご覧ください。
無痛分娩
硬膜外麻酔を用いたお産です。原則、計画分娩でお願いしております。休日や夜間などは行えませんのでご了承ください。
詳しくはこちらをご覧ください。
帝王切開
硬膜外麻酔を用いて行うため、出生時のうぶ声を聞いたり出生後のケアを受けている赤ちゃんを見ていただくことが可能です。
令和5年度は分娩数725件中127件(18%)が帝王切開での出産でした。
帝王切開について詳しくはこちらをご覧ください。
PDF形式の文書をご覧いただくには、Adobe®Acrobat Reader(無料)が必要です。
お持ちでない方はこちらから入手できます。
里帰り出産
妊娠初期に分娩予約をして頂きます。(代理申込も可)
妊娠20週頃と30週頃に胎児スクリーニングを受けられます。
妊娠31週~32週からの妊婦健診は当院で受診をお願いします。
詳しくは平日14〜16時にお電話にてお問い合わせください。
入院
出産当日を0日目と換算し基本は5泊6日。(帝王切開分娩の方6泊7日)
希望により4泊5日(帝王切開分娩の方5泊6日)や延泊も可能です。
(病室の空き状況により異なります)
病院内の備品やアメニティ
- 授乳クッション、円座クッション、冷蔵庫、ポット、加湿器、ティーセット、ハンガー(個室A・特別室のみ)
- バスタオル1枚、フェイスタオル2枚は毎日交換しております。
- 歯磨きセット、コップ
自動販売機
2階待合と4階に設置しております。
券売機
2階に設置しており、ナプキンや乳頭保護クリームなどを購入いただけます。購入していただいた券をスタッフへお渡しくださると品物を受け取ることができます。
1万円札・5千円札はご利用できませんのでご注意ください。(受付時間中であれば両替可能です)
- コインランドリーは設置しておりませんのでご了承ください。
面会
面会時間:14時~20時
面会者:ご主人、お子さま、ご夫婦のご両親とご兄弟、ご祖父母様
お願い
- ご来院時ご帰宅時は3階ナースステーションへお声掛けをお願い致します。
- 入院中の方への感染予防のため、以下についてご協力ください。
- 入室する際、入り口の手洗い場で手を洗ってから入ってください。
※発熱、咳、発疹、下痢、嘔吐などの症状がある方は面会できません。
水ぼうそう、おたふくかぜ、風疹、はしかなどの感染症の方に接触した場合もご遠慮下さい。 - 面会者の方のお手洗いは病室内でお願いしておりますが他には男性は1階、女性は2階でもご利用いただけます。
新生児聴覚検査
検査の目的
赤ちゃんは聞こえないということを周りの人に伝えることができないため、乳幼児の聴覚障害を見つけることは非常に難しいと考えられています。
赤ちゃんの1,000人に1人以上が生まれながらに聴覚に障害を持っていて、このような聴覚障害は生後3か月以内に発見し、生後6か月までに療育を始めることでことばの習得などに効果があるケースが多いと言われています。
TEOAE(誘発耳音響放射)による検査
TEOAEとは赤ちゃんの内耳にある蝸牛(かぎゅう)の機能を検査する方法です。外耳道に検査装置の小さなプローブを入れて測定する検査です。赤ちゃんが眠っているか静かにしていれば、検査はほんの数秒で終わります。赤ちゃんの難聴の多くはこの蝸牛の障害ですから、TEOAEは赤ちゃんの聴覚障害の検査に多く使用されています。
検査結果について
検査が終わると左右の耳それぞれについて「合格」または「要再検」の結果が出ます。
「REFFER」(要再検)の場合でも、それだけで赤ちゃんに聴覚障害があるということではありません。
検査時の周囲の環境や赤ちゃんの状態によって、正常な聴力でも「要再検」の結果が出ることがあり、その場合は再検査が必要です。
「PASS」(合格)の場合でも、赤ちゃんの「聞こえ」の状態には常に注意を払って下さい。
生後しばらくたって聴力に障害が出ることもありますし、ごくまれにこの検査では発見できない聴力障害もあります。
これらの事をご理解いただいた上で、聴覚スクリーニングを希望される方はお申込み下さい。
検査費用は自費負担で、5,000円(消費税込み)です。
公費で負担してくれる自治体もありますので、助成券がある場合は入院時に提出して下さい。
新生児マススクリーニング検査追加検査
通常のマススクリーニングろ紙血を採取する際にごくわずかの血(0.2ml程度)を追加で採らせていただきます。
※赤ちゃんを対象に任意で行われます。(検査費用は保護者様負担)
結果は2〜3週間程度で産院へ送られます。
異常か疑われる場合は産院よりご連絡させて頂きます。
異常が疑われた場合はイコール病気を意味するものではありません。
詳しくは妊娠中にお渡しするリーフレットもしくはこちらをご覧下さい。
撮影・録音・SNSへの投稿についてのお願い
患者さまや職員のプライバシーおよび個人情報を保護するため、SNS等への投稿の場合はご配慮いただきますようお願いいたします。